#56. 🇵🇹リスボン②

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やってきたのは中心部から少し離れた「サンタマリア・デ・ベレン地区」。

 

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駅の券売機で購入出来るこのIC切符にお金をチャージしてバスや地下鉄を使うのだ。

 

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この「パステイシュ・デ・ベレン」というカフェは、サンタマリア・デ・ベレン地区では必ず行くべきだと言われている。

店の前は工事中で道が狭くなっているが、店に並ぶ人々の行列でさらに狭い。

 

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どうやら店の外まで続くこの列はテイクアウト用のものだった。

店内での食事用の列はほぼ無い。

 

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このカフェには非常に多くのテーブル席がある。

並んでいる人を考慮してか、人々は食事を済ませるとすぐに店を出ていくため店の回転が早い。


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この店の名物はなんといっても「ナタ(エッグタルト)」だ。

カフェの隣にある「ジェロニモ修道院」で生活していた修道女たちが昔作っていたお菓子がこのナタであるらしい。

このカフェはそのレシピを受け継ぎ、現在も昔と同じ方法で作っているのだ。


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早速ナタを3つとエスプレッソを注文した。

ナタは1つ1.1€でエスプレッソは確か0.7€程だ。


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焼きたてを持ってきてくれた。

卵の風味が強く、パイはクイニーアマンのような食感だ。

テーブルには粉砂糖とシナモンパウダーが置いてあり、味を変えて楽しめる。

西洋諸国にあるデザート類の安い甘さではなく、濃厚な卵の風味が残っていてとても美味しい。


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カフェの中ではナタの製造の様子を覗き見することが出来る。


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店を出た。

奥に見えるのが「ジェロニモ修道院」だ。


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この地区でも勿論トラムが走っている。


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ジェロニモ修道院は壮大だ。

入口には長蛇の列が出来ており、中には入らないことにした。

おそらくチケットの列である。


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そのまま観光地を抜けて歩き続けると、高級住宅街にたどり着いた。

住宅だらけで特に何も見るものがなかったので、Uターンして海の方へと向かう。


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公園を抜けると「ベレンの塔」があった。

 

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このベレンの塔は、大航海時代からの建築物で非常に長い歴史を持っている。

現代ではより大きな建物が沢山あるが、当時この規模の建物はかなりの迫力があったに違いない。


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そのまま海沿いを歩いていく。


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現れたのは「発見のモニュメント」だ。


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先端に王様のような人物の像があり、その後ろに何十人もの人々が続いている様子が描かれている。


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帰りのバスはチケットを車内で購入した。

地下鉄の駅でチャージするより割高だが、近くに地下鉄の駅がないので仕方がない。


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ホステルに帰り、夕食にイカ墨パスタを作った。

結果は大成功で、イタリアのベネチアで食べたイカ墨パスタにそっくりな味になった。

イカ墨の缶詰が非常に良い味を出している。

これは帰国してからも作りたい。