#64. 🇺🇸ニューヨーク②
11/27 10:00
今日はニューヨーク最終日だ。
チェックアウトを早々に済ませて、ホステルを出る。
昨日が大雨だったので、本日は朝から「ウォール街」へと向かった。
ニューヨーク名物の露店では、コーヒーやドーナツなどが売られている。
コーヒーとドーナツを買って2$と安い。
昨日見られなかった「トレードセンター」は空を反射していてとても綺麗だ。
ウォール街に着いた。
ここは「ニューヨーク証券取引所」。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の舞台となったウォール街を歩く。
次に「ブルックリンブリッジ」にやってきた。
橋から見えるマンハッタンは異様だ。
自由の女神を見ようとフェリー乗り場にきたが、それだけのために往復するのが億劫になり断念した。
空港で食べる夜食用に、有名な「エッサベーグル」でクリームチーズベーグルとソーセージ&エッグベーグルを買った。
合計で10$ほどだ。
タイムズスクエアの方に戻ってきて、「エンパイアステートビル」の写真を撮った。
ようやく見ることが出来たのだ。
16:00
「tad’s steak」で早めの夕食をとった。
アメリカといえばステーキ。
ここでは20$程でステーキが食べられる。
18:30
この旅の締めはタイムズスクエアだ。
ホステルに戻り、荷物をとってJFK空港へと向かう。
計19時間近くのフライトを終え、関西空港に無事到着した。
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■3か月の一人旅を終えて
この3カ月は、とても素晴らしい旅であった。
忘れられない光景や出会い、様々な経験を、19ヶ国38都市への旅を通して得た。
やりたいことがわからないまま、熱量を感じられない業務に忙殺され、ただ日常を過ごすことに矛盾を感じていた社会人1年目を抜け出し、自らが熱く打ち込めることは何か追求し続けたこの3ヶ月間。
今回の旅を通して、時間とお金の対価として、自分がやりたいことを明確にできたのは非常に有意義なことだ。
自分の今の状態を疑問視して納得のいく答えを探し続けることの大切さ、世界の現状、自分が感じたこと。
この3ヶ月間の全てを多くの人に共有していきたい。
#63. 🇺🇸ニューヨーク①
11/24(土) 10:00
早速ホステルを出て中心地へと向かう。
ニューヨークにいる間泊まるホステルは、セントラルパークの横にあって、中心地まで歩いて1時間だ。
セントラルパーク沿いを歩いていると、ある建物の写真を撮っている人々がいたので、自分もカメラを向けた。
調べてみると、この建物は「ダコタハウス」と言って、ジョンレノンが殺されたアパートであるらしい。
このアパートを出た瞬間に彼は銃殺されたとのことだ。
セントラルパークの端まで来ると、ガラス張りの金色のビルが目に入る。
そこには「Trump International Hotel and Tower」と書いていて、それがドナルドトランプに関係する建物であることは一目瞭然だ。
セントラルパークの端では馬車が観光客を乗せていた。
大都会に似合わない光景だ。
セントラルパークを越えてビルが並ぶエリアに足を進めていくと、「5番街」にたどり着く。
ここはブランドショップのショッピング通りで、パリのシャンゼリゼ通りのようなところだ。
5番街にあるのは、「ティファニーで朝食を」の舞台となったティファニー本店だ。
オードリー・ヘップバーンがショーウィンドウを眺めながら、クロワッサンをかじり、コーヒーをすするオープニングはここで撮影された。
5番街をずっとまっすぐ歩く。
ここでのユニクロの存在感は抜群だ。
「ロックフェラーセンタービル」の前にはアイススケートリンクがあって、沢山の人々がスケートをしていたり、写真を撮っていた。
ニューヨークはもう既にクリスマスの準備に取り掛かっていて、大きなクリスマスツリーがスケートリンクのど真ん中に立っている。
この店はこのニューヨークにあるからこそ迫力があり、商売になるのだと思う。
ニューヨークにある主要な駅である「グランド・セントラル駅」にやってきた。
ただ大きいだけで人が多く、すごく混雑している。
ニューヨークの象徴である「エンパイア・ステートビル」がこの辺りにあるはずだが、大きなビルが多すぎてうまく見つけることが出来ない。
この奇抜なデザインの建物は、映画「スパイダーマン」の新聞社の舞台となった「フラットアイアン・ビルディング」だ。
スパイダーマンの舞台だと知らない人も多いようで、写真を撮る人は決して多くなかった。
しかし、スパイダーマン好きにとってはたまらない感動である。
ここは映画「レオン」の舞台となった「チェルシーホテル」だ。
レオンとマチルダが住んでいたアパートはこのホテルがモデルとなっている。
残念ながら工事中であった。
ここもあまり知られていないようだ。
ロンドンの時もそうだが、こういう予備知識があると格段に観光が楽しくなる。
そして、ここが「タイムズスクエア」の入り口だ。
まだ午後15時くらいであったが、辺り一面にある電子広告が怪しげな雰囲気を作り出している。
アングルを下に降ろしてみると、人の多さが丸わかりである。
息苦しいほどの人口密度で、色んな人が行き来している。
この電子広告が一気に無くなれば、この通りは全く何もないものになるであろう。
しかし、この一箇所に多くの企業が大金をはたいて、広告の権利を買い取るのは何かがあるからに違いない。
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11/25
本日は、夕方に「バークレイズセンター」にてNBAの試合を観に行った。
かなり大きなスタジアムに、ホームチームであるブルックリンネッツの看板がいたるところにある。
フィラデルフィア76ersとの試合で、結局最後の数秒で逆転され、ネッツは負けてしまった。
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11/26
本日は大雨が降っている。
傘をさしながら歩いていると、ふと野生のリスが横切った。
アメリカにはリスが普通にいると聞いていたが本当のようだった。
「IHOP」という店でパンケーキを食べ、「ワールドトレードセンター」へと向かった。
土砂降りになり、霧が発生したため、ワールドトレードセンターは綺麗に見れず、ホステルへ帰ることにした。
#62. 🇵🇹シントラ
11/21
明後日のニューヨーク行きのフライトまではリスボンにいる予定だ。
本日はリスボンから電車に乗って、最西端の街「シントラ」に行くことにした。
シントラの駅はこんな感じだ。
電車の中はシントラに行く観光客だらけで、駅を降りるとツアーの客引きが沢山いる。
しばらくシントラの街を歩くことにした。
避暑地と呼ばれるだけに気温も低い。
写真を撮るのを忘れていたが、この後、シントラのお城を見に行こうとこ標高400mの山に登ることになる。
シントラの駅に戻り、バスに乗ってユーラシア大陸の最も西にある「ロカ岬」へと向かった。
シントラの駅から30分ほどバスに乗って、ロカ岬に到着。
180度に広がる海は、ユーラシア大陸の果てを意味しているのが明白だ。
観光客が多いが、人生で一回は訪れる価値のある場所だ。
バスは1時間に2本の頻度で着くようだ。
そんなに長く滞在せず、すぐにバスに乗ってリスボンに向かった。
#61. 🇵🇹ポルト⑥
11/19 11:30
ホステルをチェックアウトして、次のホステルへと移動した。
今回のホステルでは南京虫が出た為、別のホステルに移動することにしたのだ。
次のホステルはチェックインが16時からとかなり遅いので、荷物だけ置かせてもらい外に出た。
やってきたのは、「ボリャン市場」だ。
現在は改装中で、一時的に近くのショッピングセンターを市場として利用している。
市場の中は、やはりショッピングセンターの中に市場を入れたという感じがして、新鮮味がなかった。
市場のパン屋で、クリームの入ったパンとエスプレッソを注文した。
市場を抜けて時計を見ると、すでに14時をすぎている。
昼食を食べにあの店に来た。
今日の昼食は、ビファナスの米バージョン。
味は完全に生姜焼きだ。
米もあるので、ポルトガル風生姜焼き定食といった感じである。
ビールも頼んで、たったの4.1€だった。
昼食を終えて少しぶらぶらした後、ホステルでチェックインを済ませた。
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21:00
中途半端な時間に昼食を食べたので、中途半端な時間にお腹が空く。
またあの店に向かった。
ーl
ポルト最後の夜は、赤ワインをデキャンタで頼み、料理は「アルヘイラ」というソーセージのようなものを注文した。
アルヘイラは豚の腸の中に、ジャガイモや肉などが入っていて、ソーセージとはまた違う料理だ。
お会計は4.6€と相変わらず格安である。
ポルト最後の夜はしっかりと行きつけの店で締めた。
#60. 🇵🇹ポルト⑤
11/18
本日は、ポルトから電車に乗って「アヴェイロ」という街に行く予定だ。
サン・ベルト駅でアヴェイロ行きの往復チケットを7.5€で購入。
現在、10:20。
電車はすでに止まっているが、10:55発なのでまだ時間がある。
駅直結のカフェでエスプレッソを飲みながら時間をつぶす。
ようやく時間になり、電車に乗って約1時間ほどでアヴェイロに到着。
アヴェイロからまたバスに乗って「コスタ・ノヴァ」に移動した。
コスタ・ノヴァ行きのバス停は一つしかなく、発着時間の表記もまぎらわしい。
アヴェイロからはバスで30分ほどでコスタ・ノヴァに着いた。
コスタ・ノヴァは、この住宅のしま模様で有名な街だ。
霧が多く発生するこの地域では自分の家をわかりやすくする為に、このようにペイントしたのが始まりらしい。
しかし、あいにく本日もなかなかの濃霧だ。
おまけに嵐の前日らしく、雨と風が重なる最悪な日だ。
海が近い為か、地面には魚がいた。
天気が良ければ、尚良かったに違いない。
すぐ近くにあるビーチにいくと、大きな波が出来ていてかなり荒れていた。
日曜なのでほとんどの店が閉まっていて、天気も悪い為、コスタ・ノヴァでは長居しないことにした。
なんとかアヴェイロ行きのバスに乗り、帰ることにした。
バスは往復4.8€で車内で購入可能だ。
ゴンドラや運河があるが、ベネチアやアムステルダムとは比べ物にならないくらい小規模だ。
アヴェイロでは魚の缶詰が有名であるらしい。
アヴェイロの街を少しだけぶらぶらした後、ポルトへと帰った。
天気さえ良ければ、もう少し滞在することが出来たのが残念だ。
#59. 🇵🇹ポルト③、④
11/16 ポルト3日目
本日は西側にある海の方へと行ってみることにした。
ホステルの近くにある「パラーシオ・デ・クリスタル庭園」を通り過ぎて、バス停へと向かう。
一度反対方向へと行くバスに乗ってしまい、再度乗り直すことになった。
しばらくバスに乗っていると到着した。
港町という感じだ。
観光客はいないようだ。
事前に調べていた「Rei Da Sardinha Assada」という店に入る。
ここは「イワシの塩焼き」で有名だ。
キャベツのスープを追加で注文したが、パンとポテトがついてくるので、かなりの量になってしまった。
イワシも1人前で7匹も出てきた。
しかし、味は大満足だ。
普通にイワシを塩で焼いただけのシンプルな料理である。
お会計は10.6€。
パンが0.5€、スープが1.7€、水が0.9€、イワシ(ポテト付き)が7.5€だ。
店を出て海沿いを歩いた。
この海岸の砂はとても柔らかく、クッションみたいで座ると気持ちが良い。
ユーラシア大陸の果てを堪能して、ホステルへと戻った。
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11/17 ポルト4日目
本日はのんびりと街をぶらぶらする予定だ。
ここは「モヌメント・デ・サン・フランシスコ教会」と「ボルサ宮殿」だ。
その前には、このタイル貼りの「パロキアル・デ・サン・ニコラウ教会」がある。
「Fábrica da Nata」というナタのチェーンレストランにやってきた。
ナタ2個とエスプレッソがちょうど良い。
リスボンで食べたナタには劣るものの、十分に美味しかった。
まだ新しめなタイルが貼られた教会を見つけた。
16:00
またあの店にお邪魔した。
かなり早めのディナーである。
まずは、タコのマリネらしきものとビールを注文。
パンも出してくれた。
マリネだけではどこか物足りず、「Franceshinha」と呼ばれるポルトの名物料理を追加した。
パン、牛肉のステーキ、ハム、パン、チーズ、目玉焼きの順に敷き詰められたサンドイッチの上に、大量のフライドポテトをのせ、グレイビーソースをかけた高カロリー飯だ。
とても人気のある料理なので、一度食べてみたかったが、一回きりで十分だ。
ビールももう一瓶追加して、お会計は9.85€。
このレストランは格安だ。
ポルトに行く人にはかなりオススメである。
#58. 🇵🇹ポルト②
11/15 ポルト2日目
12:00
本日はポルトワインのワイナリーツアーに参加する予定だ。
早速、予約しにワイナリーへと向かう。
ドドウロ川沿いを歩いていると奥に見えてくるのが、「ドン・ルイス1世橋」だ。
橋から見るポルトの景色は素晴らしい。
橋を渡ると、ワイナリーが立ち並ぶ地区に到着だ。
このCALEMというワイナリーはとても大きかった。
数多くのワイナリーが立ち並ぶ。
ひとつひとつが大きな看板を立てていたりして目立っている。
韓国人が使う検索サイト「NAVER」を活用して、どのワイナリーが良いか探してみると、この「SANDEMAN」に関する記事が多かった。
韓国の人々はおススメをよくネットにあげているので、こういう時は非常に便利だ。
早速中に入って、本日16:30のツアーを予約。
料金は、ツアー + 2種のワイン試飲で12€だ。
CALEMはやっぱりデカい。
また橋を渡って元に戻ってきた。
続いてやってきたのは「サン・ベルト駅」だ。
駅の建物の中はタイルで装飾されていて、確かこの駅は世界遺産に認定されていたような気がする。
ランチの時間を過ぎているが何も食べていなかったので、カフェに立ち寄った。
カプチーノとナタのセットで2€と安い。
「魔女の宅急便」の街には黒猫のジジがけっこういるようだ。
月曜にだけ開いている「ボリャン市場」は改装中であった。
またあの店にやってきた。
初日にも行った「Churrasqueira Lameiras」だ。
本日はランチ時に来て、米のビファナスを注文。
味は完全に生姜焼きだ。
Congaのビファナスよりも美味しい。
ビールも飲んで、お会計は5€と安い。
「ポルト大聖堂」へとやってきた。
この聖堂はポルトではマストな観光スポットだ。
ここから見える街の景色も良い。
しかし、聖堂内はがっつり工事中だった。
聖堂を後にして、また橋の方へと来た。
この橋は上下に歩道があって、高いところからも低いところからも渡ることが出来る。
上段の方では、列車が走っている。
完全に「海の上に浮く街」だ。
16:30
SANDEMANのツアーの時間になり、ワイナリーへと向かった。
ツアーではSANDEMANのキャラクターの格好をした女性のツアーガイドが、ポルトワインのことやブランドの歴史について説明してくれた。
最後に試飲したのは、Townyと呼ばれる琥珀色のワインと、白ワインだ。
Townyはとても美味しかった。
しかし、ポルトワインはとても甘い。
夜景を撮りながらホステルへと帰る。
ポルトは治安も良く、夜でも歩けそうだ。