#33. 🇩🇪ブレーメン②
10/4
朝食はホステルの近くにあるカフェで済ます。
フレンチクルーラーとカフェラテで2.9€だ。
公共のWifiが使えるので少し長居することにした。
中心部へと歩いていく。
祝日だった昨日と違い、街は人や自動車で賑やかだ。
昨日も来たSCHNOORという通りにやってきた。
ブレーメンはギルド(同業組合)の歴史があり、職人の街である。
職人たちは長い下積みを経て親方に作品を認めらるまでに至る。
そういった職人たちが商人ギルドとして組合を結成し市政を握った。
実は音楽隊もギルドの一つだったのだ。
相変わらず良い雰囲気だ。
ハンドメイドの工芸品やアクセサリーを売る店が多い。
広場にある大きな聖堂に入った。
1042年頃に建築された聖堂に無料で入れるのは驚きである。
中はとても広く静かでどこか落ち着く雰囲気だ。
聖堂の裏では市場が開かれている。
ベーコンハムに卵とジャーマンポテトがついた料理6.9€を食べた。
昨日とは違ってアーケードも活気が出ている。
アーケードの両側に店があって、立ち食いをしている人がいたり、花屋の花を見ている人がいる。
北ドイツの玄関口である「ブレーメン中央駅」へとやって来た。
大きな駅だけあって人が多く、飲食店なども充実している。
スターバックスでコーヒーを飲みながらフランスまでの宿泊先とバスを一気に予約した。
また広場へと戻ってきた。
実は音楽隊も昔はギルドの一つだったらしい。
ロバの両足をしっかりと握り、今回の旅を安全に終えれるよう祈った。
ふと歩いていると、宝石屋の前に「東京まで9064km」と書かれた文字が見えた。
遠くまで来たのだなと改めて実感する。
ホステルへ向かう途中でキャンディショップに入った。
ブレーメンは「製造業の街」だけあって色んなところに職人がいる。
アメ職人が目の前でアメを作り始めた。
どうやら一般の人に参加型のワークショップを開いているようだ。
練られて細長く伸ばされたアメは手動の機械でプレスされ、一口サイズにカットされる。
ブレーメンの街では職人の手で作られたハンドメイドのものが多く売られている。
機械化が進むこの時代には非常に素晴らしいことだ。
帰りにアイス1.1€とビール1.2€を買った。
ブレーメン発祥の「BECK’S」というこのビールは世界的に有名らしいが、間違えてノンアルコールを買ってしまった。
ブレーメンは小さい街だがとても魅力的で是非また訪れたい。
本日の出費は、
宿泊費18.18€、食費14.6€、ブリュッセル行きのバス代9€、ロンドン行きのバス代17€、パリ行きのバス代36.4€で、
合計95.18€