#6. 🇮🇹サン・マルコ広場

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9/5 

ベネチアは二日あれば大体は網羅できる。

昨晩スロベニアの首都リュブリャナ行きのバスを予約した。

Venezia Mestre駅で1.3€のチケットを買い、9番ホームで電車を待つ。

電車に乗り2駅先のVenezia Santa Lucia駅へと向かった。


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Venezia Santa Lucia駅に着くやいなや素晴らしい光景が広がる。

昨日は北側のスカルツィ橋を渡ったので、今日は南側の「コスティトゥツィオーネ橋」を渡る。


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どこも仮面だらけだ。

是非ヴェネツィア・カーニバルの際に訪れたい。


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ベネチアは約120の小島、170以上の運河、400余りの橋からなる地域だ。

車は走っておらず、水上バスやゴンドラが移動手段となる。

街自体は端から端まで徒歩一時間もかからない。

アドリア海の女王”とも言われる街並みは非常に美しい。


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面白いものを見つけた。

船上で野菜や果物を売っているようだ。

これこそベネチアらしい商売である。

船上で売られている野菜や果物はとても美味しそうだ。


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家には運河側にも出入り口がある。


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朝からなにも食べていない。

サンドイッチ屋「Bar Alla Toletta」にやってきた。

店の前の狭い小道には行列ができている。

店内は人で溢れかえっていた。

ようやく店員と話すことができて、「どれが人気ですか?」と聞く。

女性店員は忙しそうに作業をしながら「All」(全部)と答えた。

 

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メニューが多すぎて全くわからない。

適当に選んだのは、「Tramezzino porchetta」というハムが沢山入ったサンドイッチ1.6€。

店内で食べると値段が高くなると聞いたのでテイクアウトにする。

ほとんどマヨネーズの味で一度食べたらもう良い。

店の外にあるQRコードでメニューを確認出来る。

http://fasteat.it/menu/bar-la-toletta

 

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東へ歩き島の端まで来ると、「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」が現れた。

人々は階段に腰掛けそれぞれの時間を過ごしている。

教会の前には運河が広がり、若者達は絵を描いていた。

持っていたペンと紙を使い彼らと同様に絵を描いた。

気がつくと一時間が過ぎている。

絵を描いている間、鳩が前を通り、海カモメが横切った。

 

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時間がゆっくり流れるこの街は本当に素晴らしい。

学生はチャラチャラすることなくペンを持って絵に熱中している。

50歳過ぎのお爺さんはレストランのウェイターとして自慢のメニューを誇らしげに説明している。


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ベネチアにもTABACCHIはある。

夕焼けスポットの「アッカデーミア橋」にたどり着いた。

海カモメが飛び、日中は非常に清々しい。

歩いていくとゴンドラの列が見えた。

 
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人の流れについて歩く。

ナポレオンがヨーロッパで最も美しいと賞賛した「サン・マルコ広場」に到着した。

観光客が非常に多い。

 

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サン・マルコ広場は海の入口である。

隣には「カナル・グランデ」の水面が太陽の光で輝いている。

カナル・グランデの先には茶色の「サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂」が見えた。


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カナル・グランデの横には上の写真の「ドゥカーレ宮殿」がある。

海沿いを歩いていくと「ため息橋」が現れた。

橋をゴンドラでくぐる間にキスをすれば永遠の愛を誓うことができる。

するとゴンドラに乗った一組の西洋人カップルがちょうどキスをした。


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強い日差しが徐々に体力を奪う。

広場の「ヴェネツィアの鐘楼」はレンガ造りが印象的だ。

写真には写っていないが、鐘楼の頂上には金色の大天使ガブリエルの像がある。


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「サン・マルコ時計台」も負けじと美しい。

青色の時計には12星座が描かれている。


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5つの丸い屋根が並ぶ「サン・マルコ聖堂」は非常に大きい。

4~8世紀を代表するビザンツ様式である。

聖堂内には2000個の宝石があるらしい。


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広場はとてつもなく広い。

1720年開業の世界最古のカフェ「FLORIAN」は広場の中で最も堂々としている。

店先では白いスーツを着た演奏者たちがピアノやバイオリンを弾いている。

ここはカフェラテの発祥店でもある。

一杯9€のカフェラテは貧乏な旅人には手が届かなかった。

 

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広場を抜けるとティラミスの名店「I Tre Mercanti」を発見した。

ティラミス一個3.7€と書いてある。

 

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「Osteria Da Alberto」に着いた。

店は既に開いており客が数名いる。

ベネチアでは皆レモンが入った綺麗なオレンジ色のお酒を飲んでいる。

Venice Spritz(ベニススプリッツ)と呼ばれる食前酒だ。

ベニススプリッツベネチア名物「Sarde in saor」(サルデインサオール)を注文した。

ベニススプリッツは2€と安い。

サルデインサオール2.5€はバゲットと一緒に提供された。

味は完全にアジの南蛮漬けだ。


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オレンジ色のベニススプリッツベネチアの夕暮れの空にとても似合っている。

昨日この店を通った際、イタリア人紳士がベニススプリッツ片手に夕焼けを眺める姿がカッコ良かった。

食事に大満足してまた歩き出した。

 

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リアルト橋にたどり着いた。

ベニススプリッツのアルコールが気分を良くしてくれる。

リアルト橋から見るカナル・グランデは絶景だ。


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「Bigoi」というテイクアウトのパスタ屋にやって来た。

ここはyelpで第2位の評価だ。

全商品が5~6.5€とコスパも良い。

店員はduck(ダック)がおすすめだと言うので、とりあえずそれをもらう。

 

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お会計は6.5€。

不味くはないが麺とソースが中和されていない。

注文をうけて麺を茹で、客が選んだソースをかける。

ファストフードのような流れ作業でできるパスタだ。

このクオリティはしょうがない。

昨日食べたイカスミパスタは5€だったが格段に美味しかった。

 

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帰り際にイタリアでの最後のジェラート1.5€を買った。

チョコミントジェラートは特別な味ではなかった。


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短い期間だったがベネチアを大好きになった。

また必ず訪れたい。

 

本日の出費は、

宿泊費22€、食費14.1€、交通費2.6€で

合計38.7€