#57. 🇵🇹ポルト①
11/14
ポルトに到着した。
駅からホステルまでは徒歩約30分だ。
どのトラムに乗れば良いのかわからず、結局歩いて行くことにした。
16世紀に出来た噴水があった。
荷物を持って長時間歩くのが一番疲れる。
その為、移動日は出来るだけ余裕を持った予定を組むのが良いことを旅をしながら覚えた。
ホステルに到着した。
前は「ドウロ川」が広がっていて綺麗だ。
ホステルの外観は、ポルトガルのタイルが貼られていてかなり良い感じだ。
チェックインを済ませて、街を歩くことにした。
ポルトガルは急な坂がかなり多くて、少し歩くだけで息があがる。
これはお年寄りにはとても辛いに違いない。
「コルドアリア庭園」にやってきた。
転げ落ちるほど笑っている像があって面白い。
このタイルに覆われた教会は、「Igreja do Carmo」だ。
あいにくミサの真っ最中で入ることが出来なかった。
次にやってきたのは「クレリゴス教会」だ。
この教会は街のシンボル的な存在になっている。
適当なカフェでチョコタルトを買った。
1.5€程かと思っていると、2.5€だと言われた。
中はガトーショコラのようになっていて、タルトというよりはケーキだったのだ。
朝からの移動でお腹が空いていたので、ポルトで有名な「Conga」という店にやってきた。
この店はこの「ビファナス」という料理が有名なのだ。
ビファナスはポルトの料理で、パンに生姜焼きのような味の肉を挟んだものだ。
1つ2.5€でサイズは思ったより小さい。
ついでにビールも注文。
味は完全に生姜焼きだ。
日本でも作れるなと思ったのであまり感動は無かった。
お会計は3.3€。
もともと行こうとしていた「Churrasqueira Lameiras」というお店が近くにあったので、そのまま行くことにした。
ここはネットにのっていたかなりマイナーなローカル大衆食堂だ。
その為、英語は一切通じない。
まずは「ティントヴェルデ」という炭酸が入った赤ワインを注文。
続いて、「トリパス」というポルト料理を注文すると、パンが出てきた。
数分してすぐにトリパスが出てくる。
トリパスの正体は、豚の腸煮込みだ。
腸の臭みはまったくないが、薄味でそこまで目立つものではなかった。
これでお会計は3.35€と格安だ。
店を出るとすっかり暗くなっていたのでホステルへ一直線に帰った。
ポルトは夜景がとても綺麗な街のようだ。
#56. 🇵🇹リスボン②
11/13
やってきたのは中心部から少し離れた「サンタマリア・デ・ベレン地区」。
駅の券売機で購入出来るこのIC切符にお金をチャージしてバスや地下鉄を使うのだ。
この「パステイシュ・デ・ベレン」というカフェは、サンタマリア・デ・ベレン地区では必ず行くべきだと言われている。
店の前は工事中で道が狭くなっているが、店に並ぶ人々の行列でさらに狭い。
どうやら店の外まで続くこの列はテイクアウト用のものだった。
店内での食事用の列はほぼ無い。
このカフェには非常に多くのテーブル席がある。
並んでいる人を考慮してか、人々は食事を済ませるとすぐに店を出ていくため店の回転が早い。
この店の名物はなんといっても「ナタ(エッグタルト)」だ。
カフェの隣にある「ジェロニモス修道院」で生活していた修道女たちが昔作っていたお菓子がこのナタであるらしい。
このカフェはそのレシピを受け継ぎ、現在も昔と同じ方法で作っているのだ。
早速ナタを3つとエスプレッソを注文した。
ナタは1つ1.1€でエスプレッソは確か0.7€程だ。
焼きたてを持ってきてくれた。
卵の風味が強く、パイはクイニーアマンのような食感だ。
テーブルには粉砂糖とシナモンパウダーが置いてあり、味を変えて楽しめる。
西洋諸国にあるデザート類の安い甘さではなく、濃厚な卵の風味が残っていてとても美味しい。
カフェの中ではナタの製造の様子を覗き見することが出来る。
店を出た。
この地区でも勿論トラムが走っている。
入口には長蛇の列が出来ており、中には入らないことにした。
おそらくチケットの列である。
そのまま観光地を抜けて歩き続けると、高級住宅街にたどり着いた。
住宅だらけで特に何も見るものがなかったので、Uターンして海の方へと向かう。
公園を抜けると「ベレンの塔」があった。
このベレンの塔は、大航海時代からの建築物で非常に長い歴史を持っている。
現代ではより大きな建物が沢山あるが、当時この規模の建物はかなりの迫力があったに違いない。
そのまま海沿いを歩いていく。
現れたのは「発見のモニュメント」だ。
先端に王様のような人物の像があり、その後ろに何十人もの人々が続いている様子が描かれている。
帰りのバスはチケットを車内で購入した。
地下鉄の駅でチャージするより割高だが、近くに地下鉄の駅がないので仕方がない。
ホステルに帰り、夕食にイカ墨パスタを作った。
結果は大成功で、イタリアのベネチアで食べたイカ墨パスタにそっくりな味になった。
イカ墨の缶詰が非常に良い味を出している。
これは帰国してからも作りたい。
#55. 🇵🇹リスボン①
11/10
今回のホステル「Be Hostel」は設備が綺麗で、キッチンもあり自炊できる。
唯一気になるのはロケーションだけで、中心地まで歩いて30分はかかる。
セビリアからはバスで6時間かけて来たので、本日はホステルでゆっくりすることにした。
オイルサーディンのつもりで買ったこの缶詰の中身はツナだった。
せっかくなのでサラダに加えてツナサラダに。
セビリアで買った赤ワインを生ハムと一緒に飲んでいると、韓国人のゲストと仲良くなった。
移動日はそんな感じでゆるく過ごすのが楽だ。
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11/11
このホステルでは朝食が付いてきて、パンにハムとチーズ、シリアルまである。
素晴らしいことに、簡単なサンドイッチが作れるのだ。
邪道だが、余分に作ってそれを昼ごはんに残すのもありだ。
朝食を済ませて、外に出るとドシャ降りの雨だった。
今日一日やみそうになので観光は諦め、韓国人のゲストと一緒にスーパーマーケットへ行き、本日の晩ご飯を一緒に作ることにした。
豚肉を大量のにんにくとコチュジャンで炒めた完全な韓国料理であるが、とても美味しかった。
食後の楽しみとして、ポートワインを買った。
ポートワインはポルト発祥の甘いワインだ。
それを炭酸ジュースで割ってサングリア風にしようとしたが、甘+甘で激甘ワインになってしまった。
ずっと共用ルームにいると、トルコ人とウクライナ人のゲストが自分たちの席に入ってきた。
トルコ人の彼女は同世代で、現在ロンドンで金融関係の仕事をしている。
ウクライナ人の彼は映画にプロデューサーらしい。
彼のおじいちゃんはドイツ軍によるホロコーストの被害者であるが、幸い逃げることができたとのことだ。
色んな出会いがあるので、ホステルにいるのも悪くない。
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11/12
昨日とは違って空は晴天だ。
リスボンの街は建物がカラフルで映画の世界にいるようである。
地下鉄やバスがどんどん便利になっているこの現代でも、ここではこのトラムが現役で動いている。
もちろん観光客が多く乗車するが、地元民も普通に利用している。
この「トラム28番」は一番有名で人気のある線である。
これに乗れば、トラムからリスボンの主要な観光地が全部観れるらしい。
これはポルトガル名物のタイルである。
お土産屋にもタイルが売っているほどのポルトガルのシンボルだ。
カラフルな街並みに決して広くない道路。
そしてそこを走るトラム。
日本とはかなり違った文化がここにはあるようだ。
大きな教会があった。
カラフルな街並みが続く街の中に、真っ白な教会は目立つ。
さらに、空はとても青々としているので、余計に教会の白を目立たせるようだ。
ずっと南へ歩いてきて、世界遺産の「サンタ・エングラシア教会」に着いた。
入場は数ユーロ必要なので、中には入らなかった。
ここは世界遺産であるが、そこまで人気がないようで観光客はあまりいなかった。
教会から中心部へと歩いていくと「アルファマ地区」に入る。
ここは昔起こった大地震の被害をあまり受けなかった地区で、昔の建物が残っているいわば旧市街だ。
洗濯屋の壁には、タイルでできた女性の絵があった。
アルファマ地区での醍醐味は“迷うこと”だと思うくらい複雑になっている。
面白そうな角をどんどん曲がって新しい発見を楽しむ。
また28番のトラムに遭遇した。
結構本数が多いのかもしれない。
着いたのは「Miradouro das Portas do Sol Observation Deck」という展望台だ。
ここからはリスボンの素晴らしい街並みが一望出来る。
この展望台は、フランシスコザビエルが被っていた帽子と同じものを被っている誰かの像が目印だ。
しばらく景色を観ていると、また28番が来た。
続いては「リスボン大聖堂」だ。
この大きさで無料で中に入れるのは有難い。
どうやら28番のルートを歩いていたようだ。
がっつり工事中なのは「Santo António Church」である。
日本語では聖アントニオ教会だ。
聖アントニオは実在する人物で、ここリスボンで出生したそうだ。
彼はポルトガル人にとっての守護神的な存在らしい。
そのままずっと歩いてやってきたのは「コメルシオ広場」だ。
ここはかなり大きな広場で、壮大な凱旋門が目印だ。
広場には観光客に声をかける変な人もいるので注意が必要だ。
この門を抜けると「アルコ・ダ・ルア・アウグスタ」と呼ばれる歓楽街だ。
カフェやファッションショップが並んでいる。
その通りを歩いていると、狭い路地にいきなり大きな塔が出てくるのが見える。
これは「サンタ・ジュスタのリフト」と呼ばれる観光名所だ。
エレベーターで上にあがって、絶景が見れるとのことだ。
もちろん有料である。
通りをまっすぐ行くと「Square Pedro IV」という広場に着く。
またUターンして隣の通りを歩いていった。
その通りにはスターバックスやflying tigerがある。
ここは市役所らしい。
一番南にある「アルセナル通り」ではお土産屋や缶詰屋がある。
海鮮が豊富なポルトガルでは、ここ発祥の缶詰が沢山あるようだ。
やってきたのは「リベイラ市場」。
非常に有名な場所だ。
中は市場というよりはフードコートと行った感じだ。
値段も高く、特に有名なものも無いので、なにも買わないことにした。
「Largo do Chiado」と呼ばれる地区を北に歩いていく。
一本の長い坂があるのが特徴的な地区だ。
この「サン・ロッケ教会」には綺麗な絵がほどこされた天井があった。
ここはトラムの終点のようで、線路がここで終わっている。
教会のすぐ近くにある「サン ペドロ デ アルカンタラ展望台」で夕日を眺めた。
奥には「サン・ジョルジェ城」が見える。
今日はかなり歩いた一日だった。
#54. 🇪🇸セビリア
11/9
街中に馬車が走っている。
しかし、この馬車から糞が道に転がり落ちるので、馬車が通るたびかなり臭い。
この街では1日のみの滞在予定になるので、着いたばかりではあるが、今日中に有名どころは全て見なければいけないようだ。
宮殿「アルカサル」の前には長蛇の列があった。
この大きな門に入らない限り、中は一切見えない。
アルカサルの後ろには巨大な「セビリア大聖堂」がある。
この大聖堂は昔の人々が、“驚くほど大きな聖堂を後世に残そう”というプロジェクトのもと作られたらしい。
中にはコロンブスの遺骸があるとのことだ。
聖堂の裏の道では、フラメンコを踊る女性がいた。
続いてやってきたのは「セビリア闘牛場」。
フラメンコに闘牛と、スペインを代表する文化が強く残る街だ。
闘牛場の中には5€ほどでいつでも入場することが出来る。
しかし、実際の公演はいつやっているのかわからなかった。
闘牛の有名な街だけあって、ここの闘牛場は他の街のものと比べるとはるかに華やかに見える。
闘牛場の向かいは川になっている。
「Puente de Triana」と呼ばれる橋を渡った。
橋を渡ったところには、「Capilla Virgen del Carmen」という小さな教会のようなものがある。
その教会の横にはひっそりとした市場がある。
ここは観光客の間ではまだ有名ではないようでかなりの穴場スポットだ。
中に入ってみると、肉、魚、野菜、果物、生ハムなどが売られていて、さらにバルやカフェも市場の中にあった。
とても雰囲気の良い市場だ。
ここでまた生ハムを2種類購入した。
市場を出て、川沿いをぐるっと歩いてきた。
奥に見えるのは「オロ・タワー」という塔だ。
セビリアを代表する観光地である「スペイン広場」へとやってきた。
この広場は間違いなく、今まで行った広場の中でも上位に入る美しさだ。
ちょうど日が沈む間近で、広場はとても綺麗だ。
半日しか観光出来なかったがかなり満足だ。
また機会があれば是非セビリアに来たい。
#53. 🇪🇸グラナダ②
11/8
今日は朝から本格的にグラナダを観光する。
街には小さいバスが通っている。
朝食がてらにグラナダ名物のお菓子“ピオノノ”を買った。
プリンのように見えるが、どちらかと言うとカスタードケーキのような食感で、中は甘ったるいクリームが入っている。
グラナダの一番有名な観光スポット「アルハンブラ宮殿」へと向かう。
ここが宮殿エリアの入口だ。
公園のような敷地の中をずっと歩いていく。
ようやく出てきたのは「正義の門」だ。
しかし、残念なことに事前にチケットが購入出来なかった為、外からしか見ることができない。
これは「サンタマリア教会」。
教会の中では写真撮影が禁止だとは知らずにパシャりと撮ってしまうと、後ろの女性に「撮っちゃダメだよ」と言われた。
教会のすぐ横にあるのは「カルロス5世宮殿」。
中はコロッセオのように円形になっている。
この要塞が「アルカサル」だ。
ここからは有料ゾーンになってくる。
標高の高いところまで来たということもあり、景色はなかなか良い。
ここを奥に進むとメインの「アルハンブラ宮殿」があるのだが、かなり手前のところにチケットを見せる入口があって、その姿を見ることすら出来ない。
見れるところも無くなったので、街の方に降りていくことにした。
すっかりと街に降りてきて、昼食を食べに来たのは「Tetería Generalife」というイスラム風ティーハウスだ。
店内には1組の客がいるだけで従業員がいない。
どうやら5分で戻ると言って店を開けているそうだ。
店内にいた客はイギリス出身の老夫婦で、奥さんの方が良く話しかけててくれた。
旦那は昔イギリスの有名な自動車メーカー“ロールスロイス”で働いていたらしく、日本にも出張で行ったことがあるらしい。
老夫婦と会話を楽しんでいると、ようやく店のオーナーが戻ってきた。
ティーが飲みたいと告げると「モロッコティーか?」と聞いてきたので、「そうだ」と言った。
すると出てきたのは、イスラム風の銀のティーポットに小さいグラス。
ティーポットの中にはミントがぎっしりと詰まっている。
緑茶にミントの香りと砂糖の甘さが合わさって美味しい。
小さいグラスを5杯分ほど満たせる量で3€だ。
グラナダはもともとイスラムの支配地であっただけに、ところどころにその名残が見える。
細い路地を気ままに進み、あえて迷子になることが楽しい。
「サン・ニコラス広場」にやってきた。
ここの景色は絶景だ。
ちょうど反対側にアルハンブラ宮殿が見える。
今朝宮殿から見ていた景色の向かい側から見ていることになる。
ギターと拍手に合わせて歌っている人がいて、とても雰囲気が良い。
スペイン独特のかすれた感じの声の出し方が新鮮だ。
広場を下る途中にも素晴らしい景色に出会った。
この眺めは、ヨーロッパというよりは中東の国を見ているようだ。
街並みはずっと良く、そこまで距離が長いわけではないため、歩くことが苦にならない。
ようやくホステル近くのタパスバー通りにやってきた。
道路を渡って反対側には、「グラナダ大聖堂」がある。
ここも有名な観光地だ。
大聖堂の裏側には細い路地があって、ここでは土産屋がずらりと並んでいる。
ここはネットには載っていない穴場のショッピングスポットだ。
お土産の種類がホステル近くの土産屋よりもかなり多い。
中東の雰囲気をおびたグラナダにはまたいつか来たいものだ。
#52. 🇪🇸グラナダ①
11/7
15時頃、長距離バスはグラナダに到着した。
バス停から市内バスに乗り、ホステルへと向かう。
バスは1.4€と安い。
グラナダは大昔イスラムの支配地であった為、現在でも建物やレストランなど、イスラム系の雰囲気のものが多い。
また、グラナダは学生街でもあり、街は若者の姿も多く見える。
細い路地が沢山あって、街中が迷路のようになっているのもグラナダの特徴の一つだ。
この「カルデレリア・ヌエバ通り」は多くの土産屋が立ち並ぶメインの通りだ。
土産屋では中東風のティーポットやランプなどが売られている。
道端にアラブ語で名前を書いてくれる人がいたので、1€払って書いてもらった。
ここグラナダではタパスバーが多く、そのほとんどがドリンクを注文すれば無料でタパスを出してくれる。
“美女と野獣”という名のタパスバーにやって来た。
生ビールが1杯2.4€と安い。
少ししてからタパスが出された。
サラダと茄子の揚げ物だ。
あまり美味しいわけでもないが、無いよりはマシだ。
ビールを飲み終えて次の店を探す。
グラナダではタパスバーのハシゴ飲みが主流だ。
次に来たのは、「Bar 🍺 Minotauro Tapas」というバー。
少しわかりにくい場所にあるが、店内はローカル感が漂って良い。
2.3€のサングリアを注文すると、ここでもタパスが出された。
ポテトチップスにオリーブ、そして肉が入ったミニハンバーガーだ。
ここは生ビールが1.9€とかなり安く、とてもオススメだ。
このバーには明日も来ることにしよう。
#51. 🇪🇸セゴビア
11/6
ここがバス停がある「モンクロア駅」だ。
無事にバスに乗ることが出来た。
avanzaのバスは便も多く、片道4.05€とかなり安い。
1時間程でセゴビアに到着した。
降車したところには古い教会がある。
セゴビアの街は小さく、質素な感じだ。
歴史を感じられる街並みは歩くだけで楽しめる。
奥に見えるのが「セゴビア大聖堂」だ。
大聖堂に向けて丘を登っていく。
歴史が残る道を歩いていく。
雨がポツポツと降り始めてきた。
丘を登りきると、そこあったのは大聖堂ではなく、「アルカサル城」だった。
ディズニーの白雪姫の舞台にもなっているお城で、大人気の観光スポットである。
中世のお城での生活は快適では無く、兵士や騎士の中でしばしば病気が蔓延したらしい。
一方で、12月には農民たちは冬に備えてソーセージやパンなどの保存食を作ったと言う。
正面から見た城はとても立派である。
しかし、白雪姫に出てくるお城は、このアルカサルを正面から見たものではなく、真後ろから見たものがイメージとなっている。
城の横側に回り込むと、下へと続く階段があった。
アルカサル城の後ろは森になっていて、そこから城を見ようという観光客は誰もいないようだ。
下に降りていくと、住宅がならぶ道にたどり着いた。
城の位置を確認しながら歩いていくと、森の中に入ることができた。
この森には散策ルートがあって、観光客用に整備されているようだが、自分以外に人はだれもいなかった。
この風景がアルカサルの裏側、白雪姫城のモデルとなった姿だ。
森の中を歩いていき、なんとかアルカサル城の近くまで戻ることが出来た。
土産屋が並ぶ道を歩いていく。
映画に出てきそうな街並みだ。
セゴビアは子豚の丸焼きが有名であるが、安いものではないので行くのはやめておいた。
ついに「セゴビア大聖堂」にたどり着いた。
聖堂の色も土っぽい街並みと同化している。
聖堂の前には「マヨール広場」がある。
この広場は雰囲気が良く、とても広い。
また街を歩いていき、「水道橋」へと向かった。
セゴビアの観光名所の一つである「水道橋」にたどり着いた。
石を積んで作った原始的なこの水道橋は、歴史の教科書で見た記憶がある。
水道橋を見た後、バス停へと向かった。
また4.05€のチケットを買って、マドリードへと戻る。
マドリードに到着し、生ハム博物館で生ハムのサンドイッチを買って帰った。
今回のホステル「Sungate Oneホステル」は無料のディナーがあるのでとても助かる。
ホステルのスタッフがゲスト同士を繋げようとしてくれるため、寂しがりな旅行者には非常にオススメだ。