#44. 🇫🇷🏛ルーヴル美術館
10/22
入場時間に指定がある為、ルーヴル美術館に11時に入場した。
今回ネットで予約したが入場料は17€だった。
ピラミッドの形をした入口から入ると、地下2階にいることになる。
美術館は地下2階〜2階まであって、かなり広いので、全てを見るのに6日間必要だと言われている。
有名な作品だけをおさえておこうと思い、細かい作品は飛ばして、足早に進んでいく。
フランス絵画のコーナーでは「民衆を導く自由の女神」の絵画がある。
フランスの民衆が自由を求めて蜂起した七月革命の情熱と緊張感を表現している。
さらに進むと大勢の人だかりがあって、一番人気の「モナリザ」が登場する。
モナリザはガラスケースに入っており、2メートルほど離れたところから見ることとなる。
レオナルド=ダ=ヴィンチ(1452~1519)の作品であるモナリザは、遠近法とぼかし技法により、微笑という微妙な筋肉の動きを表現できているらしい。
教科書で見たことある絵に感動しながら美術館を進んでいく。
ベルサイユ宮殿にあったこの「ナポレオンの戴冠式」はこちらが本物のようだ。
彫刻コーナーへと行くと、階段にNIKEのモデルになった「ニケ」の像がある。
戦勝記念として紀元前190年にセレウコス朝に贈られたものだ。
ニケは勝利の女神である。
途中、窓から見えるピラミッドの入口には行列が出来ていた。
11時に予約していたのは正解である。
名前は知らないが、こちらも見たことがある有名な作品だ。
白色の彫刻は沢山あったが、「ミロのヴィーナス」からは段違いのオーラが出ている。
1820年にミロス島で発見された美と愛の神アフロディテの石像である。
発見当初から両腕は欠けているらしく、このことが神秘性をさらに強めている。
紀元前18世紀頃にハンムラビ王が編纂したとされる法律が記されている。
上の2枚目の写真では二人の人間の彫刻が描かれているのが見える。
左側のハンムラビ王が、右側の太陽神シャマシュから法典を授かる様子である。
法典には「目には目を、歯には歯を。」という復讐法などが記載されている。
美術館を出た後、電車に乗って移動した。
やってきたのは「サクレ・クール寺院」と呼ばれるパリの観光名所だ。
ここは丘の上にあって、パリの街を眺めることが出来る。
寺院には無料で入ることが出来る。
中は静かで、ロウソクの火が輝いている。
寺院から丘を下っていくと「ムーランルージュ」に到着する。
19世紀の有名なキャバレーであるムーランルージュは、入場料が2万円近くするようだ。
パリ最終日は芸術と歴史を感じる一日となった。