#36. 🇳🇱ロッテルダム
10/10
バスはアムステルダムから1時間ほどで「ロッテルダム中央駅」に到着した。
駅から徒歩約5分にあるホステルにチェックインをして、街を歩いた。
ロッテルダム中央駅の前には大通りがあって、企業のビルが立ち並ぶオフィス街だ。
「ロッテルダム市役所」はヨーロッパらしいレンガ造りの建物だ。
市役所の屋根の上でなびいている緑と白の旗はロッテルダムの市旗である。
市役所の目の前にある「スタドハイス広場」にはレストランが数件並んでいる。
人はそこまで多いわけではない。
広場を抜けて「ラインバーン商店街」にたどり着くと、若者向けのファッションショップが多く見えた。
ロッテルダムの人口はアムステルダムに次いでオランダ2位だが、街でどこか人が少ないように感じる。
商店街をまっすぐ歩くとあるのは「ビネンウェフ広場」。
美味しそうなフライドポテトを売る店が広場の中央にある。
歩いて街を南下していくと、「ウィッテ・デ・ウィト通り」という場所に着いた。
ここは道の両側にカフェやレストランが並ぶアーケードである。
ここでもマリファナを販売するコーヒーショップがあるようだ。
しかし、ロッテルダムではアムステルダムに比べてマリファナの匂いがあまり気にならない。
アムステルダムでは嫌というほど至る所でマリファナを吸っている人がいるが、ロッテルダムの街ではマリファナの臭いを嗅ぐのは一日に一回あるかないかだ。
この通りをまっすぐ行ったところにあるスーパーで食材を買い、夕食は自炊をすることにした。
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10/11
昨日のアーケード通りをさらにまっすぐ行くと、「キューブハウス」と呼ばれる建物が出てくる。
黄色の奇抜な外観はとても目立つ。
オランダの建築技術は他の国の何倍も先をいっているように感じる。
キューブハウスの裏は「アウデハーヴェン」という船着き場になっている。
キューブハウスには実際に人が住んでいるらしく、建物の中は普通のアパートのようだ。
橋の中央が開いて船が出発していくのを見ることが出来た。
キューブハウスの後ろは大きな川になっている。
これは斜めに切られたような建物だ。
川沿いから中心へと戻ると、「マルクトハル」と言う、かまぼこのような形をした建物が出てきた。
マルクトハルの横では白い観覧車が回っている。
マルクトハルの中は露店が並んでいて、テイクアウトやカウンターで食べるスタイルの店が多い。
天井には絵が描かれている。
魚屋では当然のようにハーリングやキベリングを売っている。
チーズ屋に並ぶ円形のホールチーズは日本では見慣れない為、つい目を向けてしまう。
ロッテルダムはユニークな形の建物が多い。
この街は観光としては一日あれば十分だが、生活するには居心地良さそうな街だ。
本日の出費は、
宿泊費27€、食費4.85€
合計31.85€