#35. 🇳🇱アムステルダム

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10/7 

バスは11時すぎにアムステルダムの「Amsterdam Sloterdijk駅」に到着した。


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ホステルの最寄り駅までは乗り換えが複雑な為、簡単な「アムステルダム中央駅」行きの切符3.3€を購入した。

 

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ICチップの入った切符をタップすると改札が開く。

アムステルダム中央駅」からホステルまで歩いて40分ほどかかった。

旅が進むにつれて荷物が増え、カバンはより重くなっている。

チェックインは14時からだったが、歩き疲れていたので空いている部屋に入らせてもらった。


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今日は日曜日なので店はあまり開いていない。

yelp(グルメアプリ)で評価の高い中東料理屋が空いていた。

グリルソーセージのプレート10€を注文した。

フライドポテト、ソーセージ、さらにパンとサラダまで付いてきて大満足だ。

 

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10/8 

今日は朝から自転車を一日レンタルして、アムステルダムの街をくまなく見て回るつもりだ。

自転車は24時間レンタルで17€(保険付き)だ。ここはお金をケチらずにレンタルすることにした。


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自転車は右側通行で、曲がる時は曲がる方向に手を出さして曲がる。

盗難防止のため、前輪と後輪に鍵を二重でかけるのが必須だ。


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月曜日の朝は出勤中の人や開店準備をする人がいて、街中がエネルギーで溢れている。


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アルバートクイップマーケット」にやってきた。

一本道にずらっと露店が並んでいる。

飲食店はあまりなく土産屋が多いようだ。


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また自転車の旅を続けた。


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ここは「ハイネケンエクスペリエンス」と言って、ハイネケンの工場見学が出来る人気のある観光地だ。

 

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朝から建物の前には工場見学ツアーの行列が出来ていた。

ツアーにはビールの試飲も含まれている。

この人達は朝からビールを飲むのだろうか。


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ハイネケンエクスペリエンスをまっすぐ行くと、「アムステルダム国立美術館」に到着する。


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美術館から少し進んで橋を渡ると「ライゼ通り」にたどり着いた。


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ライゼ通りはH&Mスターバックスマクドナルドなど大手チェーン店が並ぶ若者街といった雰囲気だ。

レストランやカフェの外装は70、80年代のアメリカを模しているようにみえる。


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ライゼ通りから中央駅方面へ進むと「水上花市場」が見えてくる。

ここで自転車をとめて歩くことにした。

市場の入口では球根を売る店がある。

人々が球根や花を楽しそうに選んでいるのを見ると、植物を育ててみるのも面白そうだと感じる。

17世紀ではアジア貿易によって巨万の富を得たオランダでチューリップの価値が高まり、結婚の資金にするほどであったらしい。


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花屋が川沿いにずらっと並んでおり、向かい側には土産屋やチーズ屋が並んでいる。


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チーズ屋では様々な種類のチーズが試食出来る。

色んな店に入って無料のチーズを楽しんだ。

左手にワインが欲しいところであるが、これらのチーズは試食の為にあるのだから許される行為ではない。

オランダはチーズが有名なだけに、様々な種類のチーズがあってとても美味しい。


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この花市場はそこまで大規模ではないが、有名なだけあってとても賑わっていた。


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スーパーでお気に入りのパン0.55€を買った。

このパンは皮がザクザクで中がしっとりとしていて美味しい。

ヨーロッパのパンの美味しさには本当に驚かされる。


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オランダが生んだ芸術家レンブラント(1606~1669)の銅像だ。

一時は人気画家として富と地位を築いたレンブラントは、戦争による美術市場の落ち込みによって経済的に困窮して亡くなったという。


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彼の作品「夜警」を模したモニュメントが、レンブラント像の前にある。


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レンブラント広場の奥にはBooking.comの本社が見える。

その下にあるスタバはとてもお洒落なデザインにも関わらず、利用する人が少ない穴場である。


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また花市場方面へと歩き出すと、「ムント塔」が見えてきた。


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ここは「ベギン会修道院」である。

修道院は完全に壁で隔離されていて、忙しいアムステルダムの街に作られたオアシスのような場所であるらしい。


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修道院の中にはこじんまりとした教会がある。

 

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修道院は“祈り・働け”というキリスト教倫理を実践する場で、半聖半俗の修道士たちがここで生活していたらしい。


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アムステルダムは「北のベネチア」と呼ばれるだけあって、街中に運河があり、それにかかる橋がいくつもある。

街の規模はベネチアよりも遥かに大きい。


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「西教会」に到着した。

この教会は「アンネフランクの家」のすぐ隣にあり、アンネの日記にも出てくるらしい。

ホロコーストによってユダヤ人が虐げられていた時代から残っているこの西教会は、壮絶な歴史の流れを見てきたというわけだ。


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そして、ここが「アンネフランクの家」だ。

事前予約をしていなかった為、中に入ることは出来なかった。

左右の家となんら変わらない普通の家に見えるこの家を訪れようと世界各国から人が集まってくるのだ。

家の裏側では予約した人の長蛇の列が出来ていた。


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アンネフランクの家の前は運河になっていて、本当にどこでもある家だ。


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近くの土産屋で、アンネの日記の本13€を買った。

この本を全て読んで、次回は彼女の家を訪れたい。


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また少し歩くと「ダム広場」が出てくる。

ここはアムステルダムの主要な広場のようだ。


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広場には歴史のある建物がいくつかある。

その一つがこの「新教会」だ。


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教会の隣にあるのは「王宮」。


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向かい側には、蝋人形の博物館「マダム・タッソー館」がある。

広場では着ぐるみを着た人がいたり、シャボン玉師がいたり、大道芸人がいたりする。


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広場近くのスタバは看板の上に「BANK(銀行)」と書かれているお洒落な店舗だ。


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マクドナルドでコーヒーを飲みながら、先程購入したアンネの日記を読んだ。


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また広場を通って歩き出す。

途中でフライドポテトMサイズ3€を買って食べた。

フライドポテトはアムステルダムで人気のストリートフードだ。

カリッとしたポテトはかなり美味しかった。


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この旧教会はなんと風俗街のど真ん中にある。

オランダでは売春が合法となっており、この「Red light district」は世界的に有名な観光地となっている。


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橋を渡ってまっすぐ進むと、両側に飾り窓があって、その中には女性が入っていた。

まだ15時だと言うのにオープンはかなり早いようだ。


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さらにオランダ名物である「コーヒーショップ」。

コーヒーショップでは、飲み物の他にマリファナが合法的に売られている。

オランダでは「コーヒーショップ」と「コーヒーハウス」があって、コーヒーショップではマリファナを注文することが出来る。


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飾り窓の通りを過ぎて、のらりくらりと歩く。

実は売春やマリファナが合法的に認められていても、このアムステルダムの街の治安の良さが世界でもトップクラスなのだ。

2019年8月30日のCNNによると、東京、シンガポール、大阪に次いで、アムステルダムは世界第4位に位置している。

 

CNN.co.jp : 世界一安全な都市は東京、大阪は3位 19年版ランキング


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船の後ろにはマリファナの植木らしきものがあって、さすがオランダだと思った。


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運河の眺めはとても綺麗だ。

どこを撮っても絵になる。

 

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せっかく自転車があるのだから、飾り窓の通りを見に行きたくなった。

ホステルから10分ほど自転車をこいで到着した。

昼間とは違ってかなり怪しげな雰囲気を出している。


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男女関係なく沢山の観光客がこの地域を見に来る為、一種のエンターテイメントと化しているようだ。


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飾り窓の地域では、通りに入ると赤いライトが付いている。

そこには上の写真のような窓があって、中に女性が入っている。

もちろんプライバシー上、女性の写真を撮るのはNGだ。

このようにランプが点灯しているのは、お取り込み中という事らしい。


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合法とあってか、驚くほどオープンに営業している。

そのままホステルへと帰って、ルームメイトのアメリカ人と話をした。

彼は1年間「No」を言わない生活を続けたことがあるというとても面白い人物だった。

映画「イエスマン」は実在したようだ。

 

本日の出費は、

宿泊費25.3€、食費7.2、レンタルバイク代17.5€、お土産代3€、本代13€で、

合計66€