#29. 🇩🇪ポツダム
9/29
ベルリンから40km離れたポツダムの街へとやってきた。
ホステルの最寄駅から電車で片道3.4€と安い。
30分程で行ける為、ポツダムはベルリンからの日帰り旅行で人気の都市だ。
第二次世界大戦中、日本に降伏するよう呼びかけたポツダム宣言が決議されたのはここである。
ショッピングモールが併設する大きな駅を出て少し歩くと、「Am Alten Markt」と呼ばれる広場が出てくた。
広場にある教会には無料で入ることが出来る。
人の動きに合わせて歩いていくと、賑やかな中心地に到着した。
飲食店や洋服屋などが並んでいる。
正直言うと、ポツダムはそこまで期待はしていなかった。
しかし、ベルリンとは雰囲気が違って街を歩くだけでも十分に面白い。
教会の隣ではバザーが開かれている。
フリーマーケットというよりはしっかりとした露店だ。
ここの通りでは大規模な蚤の市が開かれていた。
一体どこから持ってきたのだと言わんばかりの量のアンティーク雑貨が並ぶ。
きっとこの中にはお宝の品もあるのだろう。
昼食にホットドッグとコーヒーを買った。
合わせて3.8€と安い。
ホットドッグ屋の目先にあるのは「ブランデンブルク門」だ。
ポツダムのブランデンブルク門はベルリンのものより遥かに小さい。
門の先には、映画「ハリーポッター」に登場する帽子のモニュメントがある。
さらに進むと、州立公園「ルストガルテン」の入口が現れる。
もちろん中には無料で入ることができる。
公園を入ってすぐ右手にある建物は教会のようだ。
公園の中には見所がいくつかあり、この「Bildergalerie」という博物館もそのうちの一つだ。
上の写真の「サンスーシ宮殿」は博物館のすぐ隣にある。
宮殿の前にある綺麗な庭が印象的だ。
「サンスーシの風車」は近くで見ると非常に大きい。
風車と言えば、後に行くオランダが楽しみだ。
「Orangery Palace」は窓がガラス張りで比較的新しい造りの宮殿だ。
宮殿の前にあるベンチで休憩していると、ポツダムも悪くないなと思い始めてきた。
ここは「チャイニーズハウス」という建物で、18世紀頃に作られた。
当時の人々は中国人をこのように思っていたようだが、明らかに骨格は西洋人のものだ。
チャイニーズハウスの前には大量のどんぐりが落ちている。
季節はすっかり秋であることを思い出した。
公園を出て駅へと向かう。
駅までは徒歩35分もかかるが、もちろん歩いていく。
ポツダムの駅の近くでは遊園地があるようだ。
無事ベルリンへと帰ってきた。
夕食を簡単に済ませ、ベルリン最終日の晩酌をすることにした。
本日の出費は、
ホステル宿泊費25€、食費10.78€、交通費6.8€で、合計42.58€