#26. 🇨🇿 マラーストラナ地区
9/26
プラハ3日目。
外の気温は3度。
色々と準備をしていたら外出は11時になった。
旧市街を抜けて歩いていく。
アップルシナモン味のTrdelník5€を買った。
砂糖をまぶしたパンの中に、甘く煮たリンゴと甘さ控えめの生クリームがこれでもかという程入っている。
かなり甘いが美味しかった。
ここは「カレル橋」の入口である。
門をくぐると橋へと繋がっている。
カレル橋からはプラハ城がある「マラーストラナ地区」が見える。
マラーストラナ地区は太陽の光で色鮮やかに輝いている。
橋の上には数十体の像がある。
この像に触ると縁起が良いようで、観光客がぞろぞろと集まっていた。
橋を渡るとまた違った雰囲気の街が出てきた。
レトロな宝石屋の看板があったりする。
プラハ城へと向かう。
斜面は急になり、どんどん高所へと登っている。
1375年に開店したプラハ最古のパブが現れた。
ここでは中世のショーが観れるようだ。
パブの前にはプラハ城へと繋がる長い階段がある。
階段の途中で見る眺めは中々良かった。
階段を登ると「フラチャニ広場」に辿り着く。
どうやら大勢の人だかりがスマホを片手に何かを待っている。
すると、毎日12時に行われる衛兵の交代式がちょうど始まった。
本当にタイミング良く来たものだ。
無表情の衛兵は音楽に合わせて行進を続けた。
広場で少し休憩した後、プラハ城の敷地へと入って行った。
簡単な持ち物チェックをして、無料で中に入ることができた。
この「聖ヴィート大聖堂」は戦争の戦火に巻き込まれず奇跡的に残った聖堂である。
中世の姿がそのまま残っている聖堂は世界でも珍しい。
この茶色っぽい建物の裏にプラハ城がある。
聖堂もプラハ城も中に入るには入場料が必要で、もともと行く予定でもなかったので入りはしなかった。
外からの眺めで十分だ。
近くに綺麗に整備された庭園があったので、ベンチに腰掛けた。
少し休憩して丘を降っていく。
この道には人はおらず、どこかのタイミングで道を間違えてしまったようだ。
なんとか城下町にたどり着いた。
プラハは街並みが本当に綺麗だ。
「ジョン・レノンの壁」と言われる観光スポットにやってきた。
チェコが共産主義だった頃、言論の自由を制限された市民がこの壁に思いを書き込んだ。
自由の象徴としてジョン・レノンの写真を誰かが持ってきて以来、そう呼ばれるようになったようだ。
この壁には誰でもペイントが出来るようになっていて、ちょうど訪れた際も何人かが缶スプレーでペイントをしていた。
ちゃんと歴史の背景がある場所だけに安っぽいただのペイントアートには見えない。
再びチャールズ橋を渡り元の道を戻っていく。
夕食は昨日の昼間に行った大衆食堂に行き、チキングヤーシュにライスと生ビールを頼んだ。
チキングヤーシュは味の濃い八宝菜を米にかけたような味だ。
お会計は6.4€。
明日はドイツの首都ベルリンに向かう。
チェコの通貨を消費すべく夜の街を歩いた。
市民会館が綺麗にライトアップされている。
明日の朝食用にサンドイッチを買い、さらにビールを飲むことにした。
本日の出費は、
ホステル宿泊費10.2€、食費17.5€
合計27.7€