#25. 🇨🇿プラハ旧市街
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プラハの旧市街へと向かう。
市民会館を通る際、本日のコンサート内容が書かれた看板に目をやった。
どうやら本日の公演ではモーツァルトの曲が演奏されるようだ。
旧市街にたどり着いた。
道の両側には店がずらっと並んでいる。
観光客向けの土産屋だらけだ。
「旧市街広場」では大勢の人がいた。
ここがメインの観光スポットであることは一目瞭然である。
しゃぼん玉を商売道具にする人がいた。
韓国人らしき女性がしゃぼん玉師にお金を払い、写真用にしゃぼん玉をまとわせた。
今まで見たことない程の人の量だ。
プラハは今まで訪れた街とは段違いに人気のある観光地だとわかる。
広場の「天文時計」は残念ながら工事中でだった。
広場を出ると「ハヴェルシュカマーケット」という市場に着いた。
様々な露店が並ぶ。
苺が山盛りで25コルナ(1€)と安い。
パニーニのようなサンドイッチとカフェラテを4.3€で買った。
長期間の旅なのでどこかで髪を切る必要があるとわかっているが、問題なのはそれが今ということだ。
「Kadeřnictví Adam」という床屋にやってきた。
2席しかない狭い店内では、黒人の店員がスマホを見ながら座っていた。
店員はガーナ出身らしく、父と一緒にプラハに働きに来たと言う。
日本から来たと伝えると、親子揃って興味津々に様々な質問を投げかけてきた。
楽しく会話しているとあっという間に施術が終わった。
お会計は破格の6€。
ここはプラハで間違いなくオススメの床屋だ。
祖父母に手紙を送ろうと郵便局にやって来た。
受付で3.6€を払い手紙を渡す。
「Thank you! thank you!」と言う受付のおじさんはとても親切で気持ちが良かった。
昼食は「Havelská Koruna」という店に決めた。
ここでは安く地元の料理が食べれると有名だ。
カツレツ、ポテト、ビーフシチュー、ボルシチスープ、ビールで10€とまあまあ安い。
偶然にも隣に一人の日本人男性が座っていた為、話しかけるとすっかり意気投合した。
前の席に座ったチェコ人の夫婦が話しかけてくれた。
一通り会話をしたあと、お勧めのレストランを紙に書いてくれた。
店を出て先程出会った日本人の旅人と街を歩いた。
彼は中村さんと言い、外科医を辞めて世界一周の旅に来たらしい。
今朝スペインからプラハに着いたばかりで、明日ドイツのミュンヘンに行き、ウィーンとブダペストを経て、アフリカ大陸へと向かうらしい。
川沿いを歩いていると「ダンシングハウス」という変わった建物が現れた。
肌寒い風が吹く中歩いていると、素晴らしい景色が見えるレストランを見つけた。
白ワインを飲みながら、夕日を見て語り合った。
日が暮れてきたので街の中心部へと戻ってきた。
夕食を探そうとしばらく歩いたが、どこも同じような価格とメニューなので中々決められなかった。
ようやく決めて入った店は味が良く当たりだ。
ビール、グヤーシュスープ、ローストポークを注文し、2人で分ける事にした。
お会計は15€と普段より少し高めのディナーだったが、誰かと一緒に食事ができるのは嬉しいことだった。
中村さんに別れを告げ、ホステルへ戻り、ベルリン行きのバスを予約した。
本日の出費は、
ホステル宿泊費10.2€、食費32.1€、ヘアカット代6€、郵便代3.6€、ベルリン行きのバス代18.2€で
合計70.1€