#22. 🇨🇿 ブルノ自由広場
9/22
チェックアウトをして、バス停のあるクラクフ中央駅へと急いで向かう。
バスは11:15発だ。
駅にはショッピングモールが隣接していて、バスの時間までに簡単に食事を済ませることにした。
バーガーキングでポーランドの通貨を使い切ろうと試みるが、中途半端に5€ほど余ってしまった。
バスに乗り無事ブルノに到着した。
小さな路面電車が走っている。
今日が土曜日であるせいか道には誰もいない。
バスを降りて徒歩10分でホステルに到着した。
チェックインを済ませて街へ出る。
街の中心地へ向かうと徐々に人は増えてきた。
ハンガリー通貨のフォリントがかなり余っている為、チェコの通貨コルナに両替する。
さっそく変えたばかりのコルナを手にし、チェコの伝統菓子「トルデニック」2.5€を買った。
筒状に焼いたパンはザクザクしていて、周りに大量の砂糖をまぶしてある。
とても甘い。
これだけで1000キロカロリーはあるのではないか。
ブルノの街は小さく、中心地である「自由広場」にはホステルから歩いて3分で辿り着く。
夕食に「Lokál U Caipla」というレストランへとやって来た。
店はラフな大衆食堂といった雰囲気だが、店員の接客はしっかりとしているようだ。
おすすめを聞くと肉料理をすすめてくれた。
「Svíčková(スヴィチュコヴァー)」と呼ばれるチェコ料理らしい。
さらに店員は「サイドディッシュにパンを付けたらどうですか?」と助言してくれた。
チェコに来たからにはこビールを飲まないと。
「ピルスナーウルケル0.5L」を注文した。
ソースたっぷりの肉料理に蒸しパンが添えられものが出てきた。
一緒に出されたクリームを肉につけて食べるようだ。
牛タンのような食感だ。
ソースはIKEAのミートボールソースとまったく同じ味である。
蒸しパンは味がついていない為、ソースやクリームをつけて食べた。
コースターに可愛らしい絵が描かれている。
左上の絵は「人に飲ませるな」の絵だと思い、翻訳アプリでチェコ語を訳してみる。
すると、“ビールのサポートを促進する”と出てきた。
これはおそらく“もっと飲め”と言っている絵なのかもしれない。
ちなみにチェコ語は、ロシア語やクロアチア語、ポーランド語などと同じスラヴ語派に分類される言語だ。
ここでのお会計は9.3€だった。
食事を終え広場へ行くと、地元の人々が露店を楽しんでいた。
アクセサリーなどが売られており、観光客向けというよりは地元の人向けだ。
ヨーロッパではこのようなワインの露店が多くあり、皆グラスを片手に立ち話をしている。
仕事帰りにサクッと寄れて、数€の出費で済むのでコスパは非常に良い。
先ほど食べた「トルデニック」の店もあった。
露店を一周してホステルへと戻る。
ブルノは小さい町なので、今日色々と見てしまうと明日見るものがなくなってしまう。
ホステルではイギリス人の男性がロンドンの見所を丁寧に教えてくれた。
「ロンドンでは全て見ようとせずに、本当に行きたいところだけ行くと良い」
彼は「東京に行った時に日本人の知り合いがとても良くしてくれた。そのお返しだよ。」と言う。
自分はこれから日本に来る外国人にここまで親切に出来るだろうかとつい考えてしまう。
本日の出費は、
ホステル宿泊費15.3€、食費16.8€で
合計32.1€