#16. 🇦🇹ウィーン

f:id:kugo0828kageyama:20180916034256j:image

 

9/15 

チェックアウトを済ませバス停へと向かう。

今回のバス停は古くて場所がわかりづらい。

朝食にクリームパイとホットドッグ計2€を買ってバスを待つ。

 

f:id:kugo0828kageyama:20180916034028j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034232j:image

 

バスは丁度1時間でオーストリアの首都ウィーンに到着した。

バスを降り、駅の券売機で切符を買う。

ウィーンでは切符が一律料金で2.4€と割高だ。

ホステルからの移動は往復で4.8€かかる。

4.8€あればオーストリアの有名なチョコケーキ「ザッハトルテ」が食べられる。

ここでは出来るだけ電車を使うのは避けよう。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033930j:image

 

街では馬車が観光客を乗せている。

ヨーロッパではどこでも馬を見れる。

チェックインが15時である為、荷物だけ先に置かせてもらった。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034013j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033847j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033857j:image

 

まず向かったのは「ウィーン市庁舎」だ。

非常に大きい。

こんな所で働けるのはきっと誇らしいことだろう。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034119j:image

 

市庁舎から少し歩くと大きな広場が現れた。

広場は美術館と博物館に囲まれている。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034020j:image

f:id:kugo0828kageyama:20180916034531j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034235j:image

 

広場の中心には「マリアテレジア像」がある。

あの有名なマリーアントワネットの母だ。

その下には当時の貴族らしき人々の姿がある。

こういった服装の人達はフィクションではなく本当にいたんだなと思った。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034240j:image

 

広場にある「美術史美術館」は、数多くの絵画を展示している有名な美術館だ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034201j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916033844j:image

 

広場の前にある王宮庭園には音符模様のガーデニングがある。

そこにあるのは「モーツァルトの記念像」だ。

ウィーンは音楽の都としてモーツァルトやバッハなどにゆかりのある地なのだ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034126j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916033925j:image

 

南へ歩くと、“ウィーンの胃袋”と呼ばれる全長600mもの長い市場「ナッシュマルクト」が現れた。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034004j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034253j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033909j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034216j:image

 

幸運なことに今日は土曜日のみ開かれる「蚤の市」があるようだ。

市場はとても賑わっている。

香辛料・フルーツ・オリーブ・サラミなどの食料から、土産屋、レストラン、ガラクタを売る店まである。

オリーブ屋はどの店も味見させてくれ、食べ歩き状態になる。

フォークを刺したオリーブをこちらに向けてくるので、ほぼ強制的に食べさせられる。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033839j:image

 

ウィーンは、リュブリャナザグレブブダペストブラチスラバに比べて遥かに都会だ。

 

f:id:kugo0828kageyama:20180916034245j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034221j:image

 

“ドリンキングウォーター”と書かれた機械が公園に設置されている。

オーストリアの水道水はアルプスの水を使っている為、飲み水としては最適らしい。

夕暮れ時の景色に定評のある「カールス教会」の前を通る。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034224j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034249j:image

 

街の中心へと歩いていくと「ウィーン楽友協会」が見えてきた。

パンダでさえトランペットを吹いている。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034134j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034123j:image

 

掲示板には佐渡裕のコンサートの案内が貼られていた。

ここは正月に日本のテレビで放送されるほど有名なコンサートホールらしい。

レベルの高いモーツァルトのコンサートも開かれているそうだ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033955j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033914j:image

 

レトロな雰囲気が抜群の路面電車が通る。

逃すまいと思わず夢中でカメラをかまえた。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034000j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034151j:image

 

ヨハン・シュトラウス像」がある市立公園へとたどり着く。

友達や家族と芝生で寝転んでいる人だらけだ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034008j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034022j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033853j:image

 

この時点で3時間は歩き続けている。

ヨーロッパに来てから毎日間違いなく10km以上は歩いている。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034212j:image

f:id:kugo0828kageyama:20180916034143j:image

 

昼食を食べていないのでとても空腹だ。

超有名店「Figlmüller Bäckerstraße」に足を運ぶ。

16時という中途半端な時間にも関わらず、店の外まで行列が出来ていた。

この店は昼と夜の時間は予約が必須である。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033900j:image

f:id:kugo0828kageyama:20180916033941j:image

 

一人ということもあって、あまり待たずに席に案内された。

ここの名物は「シュニッツェル」だ。

1905年から営業している老舗である。

シュニッツェルと生ビール大を注文した。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034130j:image

 

まずは生ビールが登場した。

オーストリアのビールにハズレはない”と聞いていたとおり、とても美味しい。

キメが細かく、喉にするりと入る上品な味だ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034227j:image

f:id:kugo0828kageyama:20180916033835j:image

 

ビールを3分の1ほど飲み終わったところで、シュニッツェルが出された。

顔よりも大きな特大シュニッツェルがここの名物料理だ。

備えつけのレモンを全面に絞り、早速ナイフを入れる。

揚げたてのサクッという音と共に肉は簡単に切れた。

カットしたピザのような肉の断面は、肉汁があるわけでもなく薄く平べったい。

脂っこくないのでこれだけ大きくてもペロッと食べてしまえる。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033937j:image

 

デザートに「Apple strudel」を注文した。

これもザッハトルテに次ぐ、オーストリアでは有名なリンゴのデザートだ。

パイ生地の中に熱々のリンゴとレーズンが詰まっている。

備え付けの生クリームは非常に軽く、甘いリンゴの味を抑える良い役割をしている。

大満足な食事をしてお会計は26€だ。

チップ代を上乗せして合計30€支払った。

店員のお会計時の反応を見ると、チップが少し多すぎた気もするが、こういうことは経験してわかるものだ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916033947j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034138j:image

 

店の近くの広場では綺麗な建物が並んでいる。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034033j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916034016j:image

 

これは「アンカー時計」だ。

時計の上にイカリがついている。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034147j:image
f:id:kugo0828kageyama:20180916033950j:image

 

“KAFFEE”

オーストリアではカフェは「C」ではなく「K」のようだ。


f:id:kugo0828kageyama:20180916034155j:image

f:id:kugo0828kageyama:20180916033830j:imagef:id:kugo0828kageyama:20180916034207j:image

 

モダンさと歴史が混ざった街並みを見ながらホステルへと帰った。

 

本日の出費は、

ホステル宿泊費20.49€、食費32€、電車賃2.4€

で合計52.89€