#9. 🇸🇮🇭🇷移動(リュブリャナからザグレブ)
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今回の宿泊先である「Most hostel」はチェックアウトの時間が早い。
ルームカードを返しあっさりとチェックアウトは終わった。
すぐ近くに竜の橋があるため「橋のホステル」なのだろう。
ちなみに“日本”はスロベニア語で“Japonska”(ヤポンスカ)だ。
ザグレブ行きのバスは3時間後の13:35発だ。
街を一通り歩き、ホステル近くのパン屋「Pekarna Delfina」に入った。
ソーセージとチーズのパン、さらに上の写真の菓子パンを買った。
お会計は2.7€。
朝食を食べ終え、ベンチに座って時間を潰した。
昼食用に「Spar」というスーパーで、水、マスカット、サラダ、パンを買っておいた。
これだけ買っても全部で約2.6€と安い。
昼食を食べると、ようやく13:00になったのでバス停へと向かう。
結局バスは13:45に到着した。
バスは見事に満員になった。
蒸し暑いバスに2時間程乗ると汗まみれになった。
スロベニア側の国境で降車しパスポートを見せる。
少し進んでクロアチア側の国境でもまた同じことをする。
クロアチアはシェンゲン同盟国ではないため、入国審査が必要なのだ。
通貨はユーロではなく「クーナ」だ。
16時過ぎにザグレブに到着した。
至る所にクロアチアの国旗があり、街を走る路面電車が特徴的だ。
広場には軍人「ペダル・プレラドヴィッチ」の像がある。
今回の宿泊先「Chillout Hostel Zagreb」のチェックインを済ませて街を歩く。
「イェラチッチ総督広場」では、馬に乗ったイェラチッチ総督がいる。
像は当初オーストリア・ハンガリーに対しての防御として北を向いていた。
今は広場のレイアウトを考慮して南を向いている。
この像はクロアチア人にとって定番の待ち合わせ場所である。
「ザグレブ大聖堂」にやってきたが工事中だ。
聖堂の入場料は無料である。
土曜日の夕方18時頃なのでミサをしている。
出入りが気軽に出来るオープンなミサだ。
せっかくクロアチアに来たのだから、クロアチア料理が食べたい。
しかし、どこも一人では入りづらい雰囲気のレストランばかりだ。
上の写真の通りは「Bloody Beidge」(血の橋通り)と呼ばれている。
以前、ここに橋があったらしい。
血にまつわる話は詳しく知らない。
先程のイェラチッチ総督広場でトウモロコシを10クーナ(150円くらい)で買った。
蒸したトウモロコシに塩がかかっている。
街の至る所で「batak」という店の看板やチラシを目にした。
看板には細長い肉の料理が載っている。
これは「ćevapčići」(チェヴァプチチ)という東ヨーロッパの肉料理だ。
街でもらったチラシを店員に見せると、アルコール度数が50度以上はあるであろうお酒がサービスで出された。
これは飲まないことにした。
頼んだのは生ビール18クーナ、
ビーフシチュー49クーナ、
チーズチェヴァプチチ52クーナだ。
合計119クーナ(約1800円程)になる。
全て食べきれないほど量が多い。
非常に贅沢な食事だ。
チェヴァプチチはハンバーガーのパテのような食感で肉々しい。
食べ終わると時刻は21時をまわっていた。
寄り道せずホステルに戻り、ハンガリーの首都ブダペスト行きのバス20€を予約した。
本日の出費は、
ホステル宿泊費12.26€、食費22.83€、ブダペスト行きのバス20€で
合計55.09だ。